塗料は色彩と機能という2つ複合商品で、目的にあわせて2つの機能のウェイトを変えて様々な塗料が作られています。
最近はシックハウスの問題もあり、低VOC(揮発性有機化合物)やゼロVOCの塗料が開発され、特に住宅や公共施設でその需要が増しています。
環境塗料には、塗料の主成分が天然素材から作られたものと、主成分が触媒の働きをして環境を浄化する二つのタイプがあります。
国内で使用されている環境塗料
<自然塗料>
天然植物油・天然蜜蝋ワックスをベースに製造。
人体に影響が少なく、自然環境を配慮した塗料。 自然素材でも健康障害を引き起こす成分を取り除いた塗料。
空気触媒
シックハウス症候群をな<くす為に開発された空気触媒「セルフィール」は空気中の酸素と水分に反応し、いっさい紫外線を必要とすることなく、ホルムアルデヒドなどの有機物を分解できる画期的な商品です。
また、防汚・防カビ・抗菌効果も持ち合わせております。
(参考)メーカー:ニチリンケミカル
<光触媒>
酸化チタンは紫外線が当たることによって活性酸素を発生し、この活性酸素が、表面に吸着した汚れや臭いの元となる有機物を分解し、炭酸ガスや水などの無害な物質に変化させます。
また、ガラス等にコーティングすることで、酸化チタンの「超親水性」を利用した防汚効果で窓拭きから開放されます。
(参考)メーカー:石原産業㈱
<マイナスイオン塗料>
マイナスイオンには活性酸素の働きを抑え、細胞本来の働きを取り戻す効果がある。 この塗料で室内を塗装することにより、室内のマイナスイオン濃度を高め、快適な空間を提供できる。また、空気中に浮遊しているホコリやタバコの煙、カビの胞子などを包み込んで落下させ、アレルギーなどの症状をやわらげる。 同時に悪臭や有毒ガスを分解し、消臭効果や電磁波からの影響をやわらげる効果もあるといわれている。
(参考)メーカー:神東塗料 商品名:i-生活イオナイズ